直接対決を避け、謝罪や言い訳を繰り返し、場が収まるのを待つ。長々とした説明や約束をして相手に期待を持たせながら、裏切り続ける。これは、心理学でいう「受動的攻撃性」の態度のようではないか。10時間以上続いたフジテレビの記者会見を見ながら、そう感じていた。

 会見にはネットメディアや海外メディアを含め、191媒体、437人が参加。来た人すべてを会場に入れ、問われた...