任期満了に伴う松江市長選が20日、投開票され、無所属現職の上定昭仁氏(52)=自民、国民、公明推薦、1期=が、新人で共産党島根県委員会副委員長の村穂江利子氏(56)、無所属新人で会社役員の中澄政彦氏(37)を破り、再選を決めた。投票率は52・12%で、2021年の前回選と比べ8・12ポイント下回り、旧東出雲町が加わった13年市長選以降、過去最低だった。

 現職の市政運営の評価や、JR松江駅前の再開発、松江城周辺の高層マンションの建設を巡る景観問題などが主な争点となった。

 上定氏は...