組織を舞台にしたハラスメントや性差別に対し、声を上げる経験とはどういうものだろうか。それは、その訴えが家父長的な組織の中でいかに埋没するかを思い知らされ、無力を感じるだけではない。たとえ上層部に届いたとしても、訴えが「誤読」され、葬り去られてしまうという絶望的な経験である。...