■車いす ラグビー 迫力の激突

 ハの字形の独特な車いすを使う競技は、それぞれに異なる魅力を持つ。

 車いすラグビーはパラ競技で唯一、車いす同士のぶつかり合いが許される。タイヤにはスポークの破損を防ぐカバーが付いているが、衝突によってチューブがパンクするなど部品の破損は日常茶飯事。各チームにはメカニックが同行し、試合中にタイヤを交換して破損部位を修理する。

 日本は前回リオデジャネイロ大会で銅メダル、2018年世界選手権は優勝。エースの池崎大輔(三菱商事)が、守備で真っ向から相手にぶつかる光景は迫力満点だ。

 車いすテニスは...