第43回益田市社会福祉大会がこのほど、益田市須子町の市総合福祉センターであり、社会福祉活動に貢献した団体、個人が表彰された。市内の福祉事業所の出し物や物品販売もあり、訪れた市民が福祉への理解と関心を深めた。
長年の活動で功績のあった民生・児童委員や社会福祉団体の役員ら16人が功労者表彰を受け、市社会福祉協議会の末成弘明会長から表彰状が手渡された。
このほか、社会福祉活動に積極的に協力援助した7団体・個人に感謝状が贈られた。代表謝辞で登壇した豊川久々茂老人クラブの日比勇会長(82)は「社会の底辺に光を当てる福祉の活動を若い世代に受け継いでほしい」と話した。
大会は市社協が主催し、今年新たに手話や点字作成、盲導犬との触れ合いなどの体験・展示コーナーを設けた。福祉施設や団体による手作りのアクセサリーや菓子の販売もあり、にぎわった。 (吉田雅史)













