変異株に対するワクチンの有効性
変異株に対するワクチンの有効性
どうなるワクチン住民接種
どうなるワクチン住民接種
変異株に対するワクチンの有効性 どうなるワクチン住民接種

 感染力が強い新型コロナウイルスの変異株「デルタ株」が広がっています。ワクチンの効き目はあるのでしょうか。

 Q デルタ株とは?

 A ウイルスの遺伝情報が部分的に変化した変異株の一種です。インドで最初に確認されました。世界に広がった英国由来の変異株「アルファ株」に取って代わりつつあります。アルファ株の感染力は従来型ウイルスより強いのですが、デルタ株はさらに強く、アルファ株の1・5倍と試算されています。

 Q 変異株にワクチンは効くの?

 A 現在のワクチンは従来株への効果を狙って開発されました。ウイルスに生じた変異の中には、免疫の働きに影響を及ぼすものもあるため、ワクチンの有効性が下がる恐れがあります。南アフリカ由来の「ベータ株」は発症予防効果がやや下がるとの見方があります。アルファ株は国が「効果に影響を及ぼす証拠はない」としています。

 Q デルタ株への効果は?

 A まだ十分なデータがありません。世界保健機関(WHO)によると米ファイザー製ワクチンの場合、感染や発症を防ぐ効果が若干下がったとの研究結果があります。重症化を防ぐ効果はほぼ同等とみられます。米モデルナ製に関しては詳しく分かっていません。

 Q 心配かも。

 A 新型コロナのワクチンはもともとの有効性が非常に高いため、WHOはたとえ10%が減ったとしても十分な効果があるとしています。また、英国はデルタ株に対する有効性をファイザー製で調べました。2回目を完了した場合は88%で、アルファ株と大きな遜色はない結果でした。効果を得るには、2回の接種を確実に終えることが鍵になりそうです。