出雲商・曽田陽一監督 大事な場面で臆するか、向かっていくか

 けが人が出た中でも、よく対応してくれた。最後まで本当によく頑張ってくれたと思う。負けたのは悔しい。

 みんな勝つためやっている。決して負けようと思って、手を抜いてやっているわけじゃない。だけど、勝負どころでは弱さが出たり、未熟さが出たりする。それは当たり前だ。

 きょうまで練習してきて、きょう力を発揮できなかった人は、自分の気持ちがまだまだ足りなかったということ。それは次に生かしたらいい。

 大事な場面は野球だけじゃない。今後、絶対来る。そこで臆するか、向かっていくかだ。悔しい思いをしたのだったら、次はいかに自分がチャレンジするかだ。きょうはその良い経験になった。