第27回参院選は20日、投開票された。自民、公明両党は計66の改選議席を大幅に減らす大敗で、非改選75を合わせても参院全体で過半数(125)を割り込んだ。物価高対応への批判が響いた。石破茂首相(自民総裁)は続投する意向を表明。ただ衆院に続き参院でも少数与党に転落したことで、党内から責任論が出るのは必至だ。立憲民主党は改選22からの上積みを図ったが不振。国民民主党は改選4から16に、参政党は改選1から13に伸ばした。

 【PDF】自公、過半数割れ 議席大幅減、物価高対応に批判

 21日午前4時15分時点で、...