学校給食がない夏休みにひとり親世帯を支援しようと、出雲市社会福祉協議会(出雲市今市町)が、高齢者世帯と合わせて食料品や日用品を配るフードドライブ事業の準備を進めている。8月1日まで寄付を受け付ける。
コメ不足や物価高騰の影響で寄付が少ないと見込み、支援対象を絞った。8月1、2の両日に320世帯778人に配る。
7月24日にボランティアや社協職員が、菓子やレトルト食品などの食料品や日用品の仕分け作業を開始。食品は賞味期限が2カ月以上あり、未使用・未開封の品物のほか、野菜も募る。
市社協総務課の菖蒲悠司課長補佐は「多くの人の思いで集まった品を受け取り、応援している人がいることを感じてほしい」と話した。
寄付に関する問い合わせは市社協、電話0853(23)3781。(片山皓平)