献花して犠牲者の冥福を祈る参加者=境港市花町、境台場公園
献花して犠牲者の冥福を祈る参加者=境港市花町、境台場公園

 松江市美保関町沖で1927年8月24日に旧日本軍の軍艦が衝突した「美保関沖事件」の追悼参拝式が24日、境港市花町の境台場公園であった。出席者約20人が犠牲者を悼み、平和への思いを新たにした。
 住民有志でつくる「美保関沖事件殉職者慰霊塔顕彰護持会」と「海軍クラブ美保錨会」が主催。
 公園内に建つ慰霊塔の前で全員が黙とうし、両会の菊地英夫会長(69)が「日本海軍が装備の劣勢を克服するため厳しい訓練を実施する中で発生した事故。この歴史的事実を記憶し、国家安泰のために殉じた英霊を追悼し顕彰する」と述べた。
 事件は、連合艦隊約60隻による演習中に4隻が衝突。駆逐艦が沈没、大破するなどして119人が犠牲になった。
(園慎太郎)