今春、北海道でラッコとアザラシが高病原性鳥インフルエンザウイルスに感染して死ぬ事例が相次いだ。海獣の鳥インフル感染死は海外での報告はあったが、絶滅危惧種であるラッコの事例は世界初、アザラシは国内で初めて。専門家は希少種の個体数がさらに減る事態を警戒しており、監視と検査の体制づく...