軽快にペダルをこぐ参加者=米子市淀江町中間、大和公園運動広場
軽快にペダルをこぐ参加者=米子市淀江町中間、大和公園運動広場

 国立公園・大山の山麓を自転車で巡る「サイクルカーニバル2025」が7日、米子市淀江町内を発着点に開かれ、鳥取県内外から参加した約300人が豊かな景観を楽しみながらコースを駆け抜けた。

 米子日吉津商工会を中心とした実行委員会が住民の協力を得て毎年開催している。大山山麓の起伏に富んだ山道や海岸線に挑む全長100キロの「出し切りコース」のほか、70キロの「健脚コース」、淀江町内を中心に名所を周遊する「ショートコース」の三つのコースが設けられた。

 参加者は晴天の下、大和公園運動広場(米子市淀江町中間)から順番にスタート。暑さに苦戦しながら沿道の住民に手を振ったり、互いに声をかけ合ったりしながらさっそうとペダルをこいだ。スタート地点近くの日吉津村海浜運動公園では飲食店のブース20店舗が出店したマルシェもあり、来場者が応援や食べ歩きを楽しんでいた。(中島諒)