萩・石見空港(益田市内田町)の大阪便を利用したサイクリングツアーが12日、益田市内であり、関西圏から訪れた8人が地元サイクリストと一緒に銀輪を走らせた。
8~14日に季節運航している大阪便はこの日、定刻20分遅れの午前8時50分に到着し、地元のサイクリスト15人が出迎えた。
ツアー客はレンタルの自転車にまたがり、地元サイクリストと一緒に同9時半過ぎに空港を出発した。衣毘須神社や高津柿本神社などを経由する約40キロのコースで、海沿いの景色を眺めながら、休憩ポイントでは特産品が当たるじゃんけんゲームを楽しんだ。
時折雨が降ったが、和歌山市から参加した会社員加門浩さん(51)は「とても走りやすく、雨景色で神々しい雰囲気が一層感じられた」と話した。ツアーは1泊2日で、NPO法人益田市・町おこしの会が随行した。
(吉田雅史)