世界を目指す県内のアスリート育成や地元開催の国民スポーツ大会(現・国民体育大会)に役立ててもらおうと、建設業の豊和設備(松江市東津田町)が27日、県に100万円を贈った。
今夏の全国高校総体フェンシング男子個人サーブルを制した松江第三中学校出身の津森志道選手(17)=東京・東亜学園高校3年=の父拓也さん(42)が取締役を務めるなどスポーツとの縁が深く、設立40周年記念事業の一環で寄付を決めた。
県庁を訪ねた門脇淳平社長(42)が「島根国スポやアスリート支援に役立ててほしい」と述べ、目録を受け取った丸山達也知事は「島根国スポを見据えた選手育成などに活用する」と感謝した。
島根開催の国民スポーツ大会は現時点で2030年を予定する。(曽田元気)