俳優の岡山天音、森七菜が10月1日、都内で行われたNHK夜ドラ『ひらやすみ』(11月3日スタート 総合 毎週月~木 後10:45~11:00)の記者会見に出席した。
【写真】黒のドレスがよく似合う森七菜&岡山天音
小学館の漫画雑誌「週刊ビッグコミックスピリッツ」にて、2021年4月から連載中の原作漫画を実写化。主人公は、定職なし、恋人なし、普通ならあるはずの将来の不安も一切ない、お気楽な自由人のヒロト(岡山)。彼は人柄のよさだけで、仲良くなった近所のおばあちゃん・和田はなえから、タダで一戸建ての平屋を譲り受ける。
その平屋で山形から美大進学のために上京してきた、18歳の従姉妹・小林なつみ(森)と2人暮らしをスタート。何気ない日常の中で、どこか懐かしさを感じる平屋での生活などが、いつしかヒロトの周りには仕事や人間関係、将来への漠然とした不安など、生きづらい“悩み”を抱えた人々が集うように。気ままなヒロトの生き方や阿佐ヶ谷を中心とした下町の風景を描いたストーリー。
作品になぞらえて「平屋に住んだ経験はあるか?」と問われた岡山は「僕は平屋デビューでした」といい「演じるヒロトという人物にすごくマッチする場所だなと思いましたね。生活の中で、ふと呼吸するために立ち止まるみたいな、時間との向き合い方がすごく変わるような体感がありましたね。とても好きでした」と笑顔で回想。
一方で、森は「私は小学生の頃に平屋に住んでいました」と告白し「なつみが『この平屋、すごいボロボロ』みたいな感じなセリフがあるんですけど、うちの平屋のほうが3日で立てたくらいボロボロで…」と自虐的に切り出した。
続けて「畳と畳の間からカイワレ大根が生えたり…。ナメクジと一緒にお風呂入ったりとか…。結構、ナチュラル系でした(笑)」と衝撃エピソードで会場を驚かせつつ「少し声を出せば、家族に声が届く距離感。私はその雰囲気がすごい好きで平和な空間だなって思います。いつか余裕があれば平屋に住んでみたいですね」とも話していた。
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