リンゴが浮かぶ湯船=島根県飯南町頓原、ラムネ銀泉
リンゴが浮かぶ湯船=島根県飯南町頓原、ラムネ銀泉

 島根県飯南町頓原の温泉施設「ラムネ銀泉」で3日、町産のリンゴを湯船に入れる恒例の「りんご温泉」が始まった。リンゴ15個が湯船に浮かび、芳醇(ほうじゅん)な香りが漂った。

 町産リンゴと温泉のPRを目的に、同温泉施設が収穫シーズンに合わせて企画し9年目となる。赤来高原観光りんご園(島根県飯南町下赤名)で収穫したリンゴを使った。

 この日は「つがる」「トキ」の2品種15個が浴槽に浮かんだ。温泉職員の森本哲也さん(54)は「家族で訪れ、香りを楽しんでほしい。貸し切り風呂のため、撮影も許可している。旅の思い出にしてほしい」と話した。

 10月の毎週土、日曜と13日の祝日に貸し切り風呂で実施する。1時間2400円。午前11時~午後8時(最終受け付け午後7時)。電話予約が必要。電話0854(72)0880。木曜定休。(景山達登)