島根県飯南町下赤名の赤来高原観光りんご園で1日、リンゴ狩りの営業が始まり、家族連れなどが秋の味覚を堪能した。11月9日まで楽しめる。
同園は標高約500メートルの山間高冷地にあり、広さ約2ヘクタール。収穫時期の異なる8品種約800本が植えられている。10日過ぎまでは甘酸っぱい「さんさ」、その後は甘みの強い「つがる」などが食べごろ。同園によると今季は好天に恵まれ、甘みが増しているという。
出雲市などから夫婦や家族連れが訪れ、赤く色づいたリンゴをもいで味わったり、持ち帰るために袋に入れたりしていた。
出雲市天神町から訪れた柳樂(なぎら)淳一さん(50)は「歯応えがシャキッとしていておいしかった」と話した。
期間中は無休で、リンゴ狩りの時間制限はなく、弁当などの持ち込みも可能。受付時間は午前9時~午後4時。入園料は中学生以上660円、小学生440円、3歳以上330円。持ち帰りは1キロ当たり540円。問い合わせは同園、電話0854(76)3344。
(福間崇広)













