れいわ新選組の山本太郎代表が5日、山陰両県入りした。自民党新総裁に選出された高市早苗前経済安全保障担当相について「『経済は高市だ』という空気があるが、実際に何をするか見ないと判断できない」と話し、今後の動向を見極めて対応を検討する考えを示した。
出雲市内で山本代表は、石破茂首相とは経済政策で折り合わない一方、「災害の政策に関しては前に進めてくれた」と評価。「高市氏となら何が引き出せるかを考え、尻をたたいていく」と意気込んだ。
「山陰で候補を立てたい気持ちはあふれるほどある」と述べ、次期衆院選の候補擁立に意欲を示した。
全国遊説の一環で訪れ、来場者の質問などに応じた。出雲市は約160人、米子市は約150人が集まった。
(黒沢悠太)













