加藤勝信官房長官は30日の記者会見で、新型コロナウイルス感染抑止を巡り「明かりははっきりと見え始めている」とした菅義偉首相の発言に対する野党などの批判に反論した。ワクチン接種に触れ「1日100万回を達成し、高齢者接種も7月末で終わった。重症化を防ぐ意味で大変効果がある」と述べた。

 同時に「ワクチン接種は、首相のリーダーシップで実現できた。間違いない」と首相の実績を強調した。「明かり」発言を巡り「議論があるのは承知している」とも語った。