俳優の杉咲花が15日、東京・西新宿の成子天神社で行われた映画『ミーツ・ザ・ワールド』(24日公開)の大ヒット祈願イベントに参加した。
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新宿・歌舞伎町が舞台となる本作にちなんで、新宿にある神社でヒット祈願を行った。約1年前の歌舞伎町での撮影を振り返ると、杉咲は「夏の盛りの時期に撮影していて、とても暑い中、みんなでなんとか乗り越えた日々でした。映画がクランクインする前に新宿の神社で皆でお祓いをしたことも、すごく懐かしいなと思って。監督がロケハンをする中で『場所に嘘をつきたくない』とおっしゃって。(南琴奈演じる)ライさんのお家でお借りしていたマンションから全部徒歩で行ける場所でロケをしていたので、とても手触りのある撮影の日々だったなと思います」としみじみ語った。
長く歌舞伎町に通ったことで街への思いも変化。「どんどん新宿という場所が自分にとって心地のいい場所になっていって。今まで見えてこなかった景色が見えたりとか、朝日を迎えるシーンも実際に撮影して、すごく綺麗な街に見えたり。新しい場所になりました」と述懐していた。
イベントには、南琴奈、板垣李光人、松居大悟監督も参加した。
本作の原作は第35回柴田錬三郎賞を受賞した金原ひとみ氏の同名小説で、舞台となるのは新宿・歌舞伎町。製作チームは実際の歌舞伎町に根付いた映画にすることを重視し、徹底して歌舞伎町ロケにこだわった。歌舞伎町を舞台に、擬人化焼肉漫画『ミート・イズ・マイン』をこよなく愛するも自分のことは好きになれない27歳の主人公・由嘉里(杉咲)の新たな世界との出会いを描く。
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