出雲全日本大学選抜駅伝(出雲駅伝)が13日、出雲市の出雲大社前から出雲ドーム前までの6区間45・1キロであり、国学院大が2時間9分12秒で2年連続3度目の優勝を飾った。体力の限界に挑戦する長距離は感情が表情に出やすい。ゴール地点でカメラを構えると悲喜こもごも、さまざまな表情でテープを切る姿が印象的だった。当日を振り返る。
【写真特集】出雲駅伝、全22チームのゴールシーン 国学院大が連覇
動画では「もうひとつの出雲駅伝」の第2組ラスト1周の
デッドヒートや、上位10人の記録がご覧いただけます。
「喜」で言えばトップで帰ってきた国学院大だ。アンカー上原琉翔は、最後の直線に入ると少し表情が緩み、ゴールの30メートル程度手前で両手を広げてピースサインをつくった。白い歯を見せてテープを切ると、...