決意に満ちた表情でナイチンゲール像から火を受ける学生=松江市上大野町、松江総合医療専門学校
決意に満ちた表情でナイチンゲール像から火を受ける学生=松江市上大野町、松江総合医療専門学校

 松江総合医療専門学校(松江市上大野町)の看護学科1年生40人が15日、病院実習を前にした宣誓式に臨んだ。近代看護の母・ナイチンゲール像にともされた火をろうそくに受け取り、献身的なケアに臨む決意を新たにした。

 一人一人、名前を呼ばれると、引き締まった表情でろうそくを掲げて整列し、誓いの言葉を述べた。澤田勝寛学校長は「知識、技術に加え、心が必要だ。良い看護師を目指してほしい」と激励した。

 石田健人さん(18)=出雲市出身=は「まずは知識を身に付けたい。患者さんに安心感を与え、信頼される看護師になりたい」と決意を話した。岡田美央さん(18)=同=も「不安な気持ちに少しでも光を当てられるようになりたい」と意欲を示した。

 実習は11月20日から5日間、松江市内の医療機関で行う。(白築昂)