井口綾子 (C)ORICON NewS inc.
井口綾子 (C)ORICON NewS inc.

 タレントの井口綾子(28)が22日、自身のインスタグラムを更新し、「子宮頸部高度異形成」と診断され、円錐切除手術を受けたことを報告した。

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 井口は「少し個人的なお話になりますが…」と前置きし、「先日『子宮頸部高度異形成』と診断され、円錐切除手術を受けてきました」と明かした。投稿をするか悩んだというが、「同じように不安を感じている方や、忙しくて検診を後回しにしてしまっている方がいるならば、この投稿を見て何かのきっかけに少しでもなれば」との思いから、公表を決意したという。

 きっかけは、昨年ふと立ち寄ったレディースクリニック。「そういえば子宮頸がんの検査を受けたことない気がするな」と思い、先生の勧めで“ついでに”検査を受けたことだった。当初は「まあ大丈夫だろう」と軽い気持ちだったが、結果は「精密検査が必要」。その後の大学病院での再検査で「中等度異形成」と診断された。

 当初は経過観察だったものの、1年後の検査で「高度異形成」に進行。「手術が必要です」と告げられた際は「妊娠・出産に影響が出る可能性があると知り、不安でいっぱいだった」と当時の心境を明かした。それでも「今のうちにきちんと治しておくことが未来の自分を守ることになる」と決意し、家族や医師と相談の上で手術を受けたという。

 手術を終えた現在は、「“なんとなく”でも検診に行って本当によかった」と振り返り、「もしあのまま気づかずにいたらと思うと少し怖いです」と心境をつづった。

 さらに「婦人科に限らず、どんな検診も本当に大事です。“自分は平気”と思っている方ほど、忙しくて後回しにしてしまっている方ほど、どうか一度だけでも自分の体と向き合う時間を作ってほしい」と呼びかけた。

 入院中はナンプレにハマったという井口。「退院してからも続けていて、新たな趣味ができました」と明るく報告し、「この経験もきっといつか自分の糧になる意味がある」と前を向いた。

 最後に「この投稿が、誰かが自分の体を大切にするきっかけに少しでもなれたら嬉しいです。これからも健康もお仕事もがんばるぞ」と決意をにじませた。