自民党保守派が「悲願」と位置付けるスパイ防止法の成立が、高市早苗首相誕生で現実味を帯びつつある。法制定に前向きな日本維新の会を取り込み、連立合意書に「年内の検討開始」と明記。自民政調会長には、タカ派的な主張が自身と重なる小林鷹之氏を据えた。しかし「戦前の監視社会に逆戻りする」と人権侵害への懸念は依然根強く、世論...
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