介護支援専門員(ケアマネジャー)が、介護サービス利用者の計画をつくる本来の業務とは別に、通院・通所の送迎や、身の回りの世話を担う「シャドー・ワーク(見えない労働)」が問題となっている。報酬の対象にならない上に、頼まれたら断れないケースも多く、過重労働や離職理由の一因となっている。島根県も対策に腰を上げ、市町村への聞き取りに着手する方針だ。

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