元阪神タイガースの故・横田慎太郎選手の人生を描いた映画『栄光のバックホーム』(28日公開)の完成披露試写会が6日、大阪市内で開かれた。W主演を務めた俳優の松谷鷹也は野球選手役を演じるために役作りに励んだことを語った。
【写真】「慎太郎さんとずっと一緒にいるような⋯」目をうるわす松谷鷹也
”阪神の本拠地”である関西での完成披露試写会に松谷、そしてW主演を務めた鈴木京香、高橋克典、加藤雅也、秋山純監督、脚本の中井由梨子氏。そして横田さんが選手だった頃に阪神の監督を務めた金本知憲氏が登壇した。
約4年前から横田さんと親交を深めてきた松谷。「講演会にも行きましたし、ホスピスに入られてからも行きましたし、お葬式も行きました。慎太郎さんとずっと一緒にいるような感じで過ごしてきた」と目をうるませながらこの数年を振り返った。
さらに役作りについて「10年間野球をやってたんですが、肩を壊して野球を離れて、10年くらい経っていたんですけど、横田さんと出会ったことをきっかけにまた野球の練習から始めて。当時の(横田さんの)プロフィールと同じにできるように、体重を20キロくらい増やしたり、筋トレして、いっぱいごはん食べて、プロテイン飲んで。できるだけ慎太郎さんに近づけるよう頑張りました」と語った。
本作は、21歳で脳腫瘍を発症し、引退を余儀なくされた阪神タイガース所属の横田選手(当時)が最後の試合で魅せた“感動のラストプレー”と2023年に28歳でその生涯を閉じるまで、母・まなみさんら家族と共に闘い続けた人生の軌跡を描く。
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