バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックは、8、9日にアウェーで千葉Jに連敗し、12日はアウェーで富山に勝ち、通算10勝6敗となった。千葉Jは今シーズン好調で、東地区首位に立つ。主力の日本代表の渡邊、富樫、原をはじめ、外国籍選手も含め昨シーズンとメンバーがほぼ変わらず、チームの完成度が高い。2試合とも終盤まで競り合う激闘になった。富山戦は、スサマジが手堅い守りを武器にスピードある攻めで圧勝した。千葉J、富山戦を解説し、15、16日のホーム、北海道戦の見どころを紹介する。
(編集局・舟越幹洋)
 

 千葉J戦は連敗したが、手応えのあったゲーム内容だった。千葉Jは昨シーズンのCSに進出した群馬に連勝、宇都宮、三河、東京にも勝っている。今、B1のトップチームだ。

千葉Jと最後まで競り合う

 若い日本人選手が主力になったスサマジが王者を相手に、どんな試合をするのか、注目された。負けたゲームだったので、細かい...