【安来】正月を前に、安来市広瀬町比田地区で恒例の平餅作りが始まり、5日は地元の高齢者スタッフ5人が作業をした。今年は昨年の倍の4万個を生産する予定で、作業は25日まで続く。
地元産のもち米「ミコトモチ」を使い、きねつき機でついた餅を丸めて板の上に並べて3日間乾燥させる。平べったくなった餅を検品し真空包装する。
30年ほど前に製造を始めた地元住民グループが解散し一時途絶えたが、高齢者施設向け給食サービス事業の忠光フードサービス(松江市浜乃木3丁目)が2023年、業務を引き継ぎ2年ぶりに復活させた。
同社の田辺亮社長(44)は「比田地区が父親の古里という縁で引き継いだ」と話した。
今年の作業は1日から始まった。この日はスタッフが乾燥させた餅を棚から下ろし、箱に入れて、検品、袋詰めする作業に追われた。30年前から平餅作りに携わる田辺チカ子さん(78)は「多くの人に、よくのびる餅を味わってほしい」とほほ笑んだ。(中山竜一)













