安来市宮内町、社日小学校児童の登校の見守りをする「社日どじょっこ安全パトロール隊」(16人)が、学校安全ボランティア活動で2025年度の文部科学大臣表彰を受けた。同小でこのほど、表彰状の伝達式があり、代表の高見将訓さん(82)=安来市切川町=は「児童が安全で元気に登校できるよう、これからも見守りを続けたい」と話した。
同隊は2004年12月、校区内の住民有志で子どもたちを交通事故から守ろうと結成された。21年間の活動が認められ「学校保健および学校安全文部科学大臣表彰」を受けた。
伝達式は全校朝礼の中であり、高見代表ら10人が出席し、越野浩一校長が高見さんに表彰状を手渡した。
高見さんは児童に表彰状を見せ「これからも思い切って遊び、勉強に励んでほしい」と呼びかけ、全校児童が「ありがとうございました」とあいさつした。
25年度に表彰を受けた学校安全ボランティアは全国23団体で、山陰両県では同隊のほか松江市の白潟地区地域安全推進員会が選ばれた。
(中山竜一)













