有機野菜を使ったオーガニック給食を味わう児童=鳥取県日南町生山、日南小学校
有機野菜を使ったオーガニック給食を味わう児童=鳥取県日南町生山、日南小学校

 鳥取県日南町の小中学校でこのほど、有機栽培のコメや野菜を使った「オーガニック給食」が振る舞われた。子どもたちは地元産の野菜が使われたメニューを頬張り、生産者と交流して有機農業への理解を深めた。

 日南町は2023年度に有機農業の産地づくりを推進する「オーガニックビレッジ」を宣言している。オーガニック給食は、環境に優しい農業の取り組みや地元のおいしい農産物を知ってもらおうと年に数回実施する。

 この日はコシヒカリの白米、有機ニンジンの豆乳シチュー、低農薬キャベツのフレンチサラダなどが並んだ。日南小学校では、児童が給食の時間に、ニンジンの生産者の坪倉昌さん(68)と、「にちなん農林産物ブランドアンバサダー」で野菜ソムリエ上級プロの長島明子さん(55)にインタビュー。農業を始めたきっかけや有機野菜について質問した。

 5年生の中田希一さん(11)は「野菜が特においしかった」と完食し、坪倉さんは「子どもたちに町で育った野菜を食べてもらうのが一番の楽しみ」と話した。

 町は今後、地元食材で給食を提供できるよう品目や栽培面積の拡大を目指す。

(藤本みのり)