バスケットボール男子Bリーグ1部(B1)の島根スサノオマジックは13、14日にホームのカミアリーナで広島と対戦し、1勝1敗で、西地区5位(通算13勝10敗)になった。広島とは隣県同士でライバル関係にあり「中国ダービー」と呼ばれる。上位での生き残りをかけた激闘になった。広島戦を解説し、19、20日の川崎戦、24日の長崎戦の見どころを紹介する。
(編集局・舟越幹洋)

 スサマジはエースの岡田が、京都戦で退場となり、広島とのゲーム1は出場停止になった。スサマジは12勝9敗で西地区5位、広島は11勝10敗で同6位。この連戦の結果次第では順位が逆転する可能性があり、「生き残り」をかけた中国ダービー。エースが欠場で、スサマジにとっては苦しい局面になった。

○ゲーム1は守り合いに

 ゲーム1。広島は今季加入したビッグセンターのコーバーンが欠場した。ただ、欠場していたルーキーのガード、佐藤が復帰し、レギュラーで出場してきた。佐藤はカラダが強く、ディフェンスがいい。ドリブル...