ハマグリの貝殻に絵が描かれた作品を見る来場者=益田市有明町、島根県芸術文化センター・グラントワ
ハマグリの貝殻に絵が描かれた作品を見る来場者=益田市有明町、島根県芸術文化センター・グラントワ

 益田市特産の希少な大ハマグリに絵を描いた「ハマグリ貝アート展」が、益田市有明町の島根県芸術文化センター・グラントワで開かれている。二枚貝の形状を生かした発想力豊かな作品194点が並ぶ。21日まで。

 市内の高津川、益田川河口に挟まれた中須海岸で採れる幅7センチ以上のチョウセンハマグリを「鴨島はまぐり」と呼ぶ。

 作品はこの大ぶりの貝殻を使い、暗い夜空と照らす花火の対比や、シロイルカの親子が対面する姿などを描いた。丸みを生かして貝の外側に描いたカエルとオタマジャクシを一対の絵柄にする作品もありユニークな力作が並ぶ。

 NPO法人アンダンテ21、JFしまね益田蛤の会、津田浦会でつくる「益田川と海をつなぐ自然環境保全活動組織」(佐々木隆志代表)が主催し16回目。メンバーの三保冨士夫さん(72)は「絵が描けるほど大きいハマグリが採れるこの地域の自然の恵みを感じてほしい」と話した。顕微鏡を使い、砂の中から1ミリ以下の微小貝を探す体験もある。

 無料、午前9時半~午後6時(最終日は午後3時まで)。(吉田雅史)