橋下徹 (C)ORICON NewS inc.
橋下徹 (C)ORICON NewS inc.

 元大阪府知事・大阪市長で弁護士の橋下徹氏(56)が、19日放送の読売テレビ・日本テレビ系昼のワイド番組『情報ライブ ミヤネ屋』(月~金 後1:55)に出演。東京・赤坂のサウナ施設「SAUNATIGER」(サウナタイガー)で火災が発生し、来店中の客2人が死亡したことを巡り、私見を述べた。

【画像】「ジローラモ氏とは一切の関係がございません」…サウナ施設「SAUNATIGER」謝罪全文掲載

 番組では火災について、一般的な他のサウナ施設の設備を紹介しながら当時の状況を報道。元警視庁の有識者の声も交えて今後の動向を報じた。

 橋下氏は「厚生労働省所管の公衆浴場法では、非常ボタンの設置を“推奨”になっている。“義務”ではない。法令上、義務としているのはなかなかない」と指摘。「ルールの不備だと思う」と強調した。

 最後に「政治家が号令をかけたらいいと思う。日本全国のサウナに向かって政治家が号令をかけて『扉について点検しろ』というのはやった方がいい」と訴えた。

 番組内では「実際、僕も利用していますけど」と自身の経験も告白。「(サウナ室内は)10分耐えるか耐えれないくらい、あそこに閉じ込められたら命の危険が生じるなというのが分かるような空間」と話した。