<短歌>

 ◇北里短歌会(出雲市)

雷が鳴るたび母にしがみつき蚊帳で眠った遠き夏の夜 船田美津子

娘に添われアジサイ、ショウブと花の郷トキにも出会い感謝の一日 古山 光江

古来より金魚は幸せ招く魚いのりをこめて餌のサービス 岸 マサ子

コロナ禍の修学旅行は県内とぞ土産に懐かし一畑まんじゅう 吉川 京子

笹まきを田舎そだちの妹の初孫(まご)の節句に望まれつくり 井上 育子

トントンとノックしてみる夢...