“次の幕”に向けて気持ちの変化を明かした[Alexandros] ・川上洋平 (C)ORICON NewS inc.
“次の幕”に向けて気持ちの変化を明かした[Alexandros] ・川上洋平 (C)ORICON NewS inc.

 ロックバンド・[Alexandros]の川上洋平(43)が25日、都内で行われた自身の2ndエッセイ『次幕』発売記念イベントに登場した。「ここまでさらけ出したのは初めて」だという本作について語った。

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 エッセイでは、音楽が生まれる創造方法やその音楽を解放するライブへの想いや構成、日々の気づき、仲間・ファンとの関係など、これまで語られてこなかった裏側も赤裸々につづられ、“今の川上洋平”を深く感じられる一冊となっている。

 川上は「ロックバンドとしてデビューしてから15年間、走り続けさせていただいたんですけど、40代に差しかかるところで改めて“自分の正体”というものを知りたくなったんですね」と自分の変化を吐露。「自分が本当は何が好きで、何をやりたいのかというのを、これまではあまり考えずに作ったりしていたんですけど、これからの残りの人生はもう少し自分の作品に対して本当に深く見つめてから取りかかろうと思っています」と語った。

 そのうえで、本書について「川上洋平とか[Alexandros]を知らなくても、何かものを作ったりとか、仕事をする上で、どういう気持ちで人生をどうすればいいのかということを考えるきっかけになってくれたらうれしいなと思っている」と思いを述べた。

 今年を一文字に表すとしたら?という問いには“次”と回答。「来年の方が運気がいいそうで(笑)。あとは『次幕』という本のタイトルにちなんで、これからの“次の幕”に向けてという意味で“次”ですね」と笑う。

 それを踏まえて、来年をどうしていきたいか聞かれると「もっと忙しくなりたい」という。「今年も忙しくさせていただいたんですが、もっともっと。それこそ馬車馬のように働きたい(笑)。午年ですからね」とお茶目に笑った。