現地の様子を示して、カーブミラーの必要性を訴える生徒=出雲市大津町、出雲商業高校
現地の様子を示して、カーブミラーの必要性を訴える生徒=出雲市大津町、出雲商業高校

 政治や故郷に関心を持ってもらおうと、出雲市議会が22日、出雲商業高校(出雲市大津町)で出前講座を開いた。1年生が街灯の設置など日常生活での課題への対応を提案し、市議会議員と意見交換した。

 開かれた議会の取り組みの一環で、同校の授業で実施した。生徒がグループをつくり、市議が2人ずつ各班に分かれて、提案を聞いた。

 見通しの悪い道路でのカーブミラーの設置を提案したグループは、実際に現地の写真を示し「危うく車にひかれそうになったことがあった。カーブミラーがあれば、生徒が安全に登校できる」と訴えた。

 議員は「市に伝えて、毎年度の予算の中で考えていくことになる。地域から市に声を届ける窓口もある」と説明した。このほか、街灯の設置や新幹線の開通、遊べる施設の整備などを求める意見があった。

 歩道の拡張を求めた坂本葵さん(16)は「議会や議員を身近に感じることができた」とし、坂根空さん(16)は「自分でも課題の解決に取り組みたい」と話した。

 市議会議会運営委員会の開かれた議会ワーキンググループの鐘推義憲座長は「政治や議会に関心を持ってもらい、選挙などにも主体的に関わってほしい」と期待した。23日も実施する。(片山皓平)