「文化財防火デー」(26日)を前に、益田市乙吉町の古刹(こさつ)・大喜庵で23日、放水、消火訓練があり、参加者が貴重な文化財を地域で守る意識を高めた。
訓練は、島根県指定文化財の木造観音菩薩(ぼさつ)立像が安置されている本堂から出火した想定で実施した。119番を受けた益田広域消防本部の消防車1台が出動し、隊員が迅速にホースを延ばして放水。近くの雪舟保育所の園児や住民ら約60人が見守った。保育所で消火訓練もあった。
見学した益田市中吉田町の原康浩さん(65)は「一人一人ができることをして、地域で協力して文化財を守れるようにしたい」と話した。
文化庁と消防庁が定める文化財防火デーに合わせ、益田市と益田広域消防本部が毎年訓練している。大喜庵のほか市内6カ所の文化財施設を巡回し、消防設備の点検も行った。
(吉田雅史)













