学習の成果を発表する生徒たち=雲南市吉田町吉田、吉田中学校
学習の成果を発表する生徒たち=雲南市吉田町吉田、吉田中学校

 【雲南】雲南市立吉田中学校で23日、1、2年生が「10、20年後の吉田町をつくるのは、今の私たち」をテーマに地域探求活動で学んだ成果を3年生や保護者、地域住民などに発表した。

 1年生5人は、同市木次町で空き家活用などに取り組む人への取材を通し、人のつながりを大切にしてさまざまな活動に取り組んでいることが分かったと発表した。

 2年生6人は、福祉や人権の視点から持続可能な地域貢献の方法をまとめた。吉田町は高齢化や少子化の進行で30年後には町の存続が危ぶまれ、医療や介護サービスが不足する問題が起こると予測した。

 その上で、自分たちが主体となってユニバーサルデザインを取り入れた環境づくりやバリアフリーの点検と改善を提案し、誰でも住みやすい町を目指す必要があると訴えた。

 発表後は、4グループに分かれて地域住民や3年生から助言を受けた。2年の繁松杏さん(14)は「学習や発表を通して町の良さをあらためて知った。今後もつながりを大切に学びを深めたい」と話した。

 (景山達登)