東宝スタジオ
東宝スタジオ

 Netflixは27日、都内で開催したメディア向け新作発表会「Next On Netflix 2026」において、東宝スタジオ(東京都世田谷区)で建設が進められている新No.1・No.2ステージを、2028年より複数年にわたり使用する契約を締結したことを発表した。

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 東宝スタジオは、『七人の侍』や『ゴジラ』シリーズなど、映画史を彩る名作を生み出してきた“日本映画の聖地”とも言える撮影所。東宝とNetflixによるパートナーシップは2021年より始まり、すでに多くの作品が同スタジオ内で撮影されている。

 東宝が新たなステージを建設するのは16年ぶりで、新設されるNo.1・No.2ステージは、それぞれ約260坪、約300坪(※国内最大級)と日本国内でも最大規模の大きさを誇る。また、独立したプライベートな敷地内に位置しており、クリエイターがより撮影に集中できる環境が整う点も大きな特徴だ。プロダクションオフィスやキャストルームなどのサポート施設も充実させる予定だという。

 新たなステージが加わることで、Netflixの制作拠点は大幅に拡充。新ステージを既存スペースと一体的に運用することで、大規模なセットを並行して同時に設営し、より壮大なスケールの映像表現も可能になる。スタジオ・オペレーションの効率化により、従来の2倍以上の本数の作品撮影も可能となるため、年間最大15本の制作が見込まれている。

 東宝とNetflixのパートナーシップはスタジオ利用にとどまらず、作品開発にも及んでおり、両社が初めてタッグを組む完全オリジナルストーリーのNetflixシリーズ『ガス人間』が今年配信予定となっている。

 TOHOスタジオの代表取締役社長・島田充氏も、「この度、東宝スタジオに新たに2つのステージを建設する運びとなりました。その名は『No.1ステージ』『No.2ステージ』。1932年に設立された東宝発祥のステージ名が帰ってきます。Netflixとの連携もさらに強化し、より大規模で多様な作品制作をサポートできる体制が整います。このエポックメイキングなステージから、日本の新たな映像コンテンツが世界中のお客様に向けて広く発信されていくことを心より願っております」とコメントを発表している。