9月定例鳥取県議会が14日開会し、新型コロナウイルス対策と災害復旧費を盛り込んだ総額152億7300万円の2021年度一般会計補正予算案など17議案を上程した。会期は10月11日まで。
予算案には新型コロナの影響で売り上げが減った事業者への応援金など、経済対策に46億9800万円を計上。医療提供態勢の整備に14億9700万円を充てたほか、7、8月の豪雨や台風9号で被害を受けた道路、河川などの災害復旧費に78億9200万円を盛り込んだ。
提案理由説明で平井伸治知事は「速やかな事業実施を図る必要がある」と述べ、新型コロナ対策の一部と災害復旧費など計99億5800万円の先議を求めた。
補正後の一般会計総額は前年同期比1・4%増の3876億4400万円。 (藤井俊行)