【雲南】斐伊保育所(雲南市木次町里方)の園児33人が14日、雲南市木次町宇谷の観光農園・前室農園でブドウ狩りを体験した。自分の背丈よりも高い位置にある果実を一房ずつ摘み取り、甘く熟した秋の味覚を堪能した。
園児たちは保育士に支えてもらい、1・5メートルほどの高さにあるブドウをはさみで丁寧に収穫した。大粒で糖度の高いブラックオリンピアや赤色で細長い見た目が特徴の赤嶺(せきれい)などを摘み取り、その場で頬張った。
ブドウ狩りを満喫した細木咲茉ちゃん(6)は「たくさん取れて楽しかった」と笑顔で、大坂結人ちゃん(5)は「おなかいっぱい食べられた」と話した。
前室農園では、70アールの敷地に7品種、約100本の木が植わる。今年は7、8月に雨天が続いた影響で、例年よりも1週間程度早く実が熟した。
農園は30日ごろまで無休。入園料は中学生以上700円、小学生500円、3歳以上300円、2歳以下は無料。 (清山遼太)