<短歌>

 ◇松江短歌の会(松江市)

アメリカ楓の落ち葉を拾う娘の背なに年を重ねし動きの見えて 土井 郁子

戦争の影を踏みたる日々ありて戦かまえる言に寂し 日野 和久

風がない全く風の無い午後にスマホの画面が怪しく温い 岩田 明美

事故もなく終へし万博安堵のみ心に残るは主催国ならむ 福島 伸子

手のひらに零余子をのせてなつかしく友より届く霜月なかば 古志 節子

カーテンの明るきに覚めおほいなる月にであひつ未明の空の 弘井 ...