LINEヤフーが運営する日本最大級のインターネットニュース配信サービス『Yahoo!ニュース』は13日、「Yahoo!ニュース エキスパート」に参加する専門家や有識者、ジャーナリスト、クリエイター「エキスパート」を表彰する『ベスト エキスパート 2026』授賞式を開いた。授賞式では、1800人の「エキスパート」により2025年に配信された記事とコメントの中から、「オーサー部門」「コメント部門」「趣味・生活領域クリエイター部門」「ドキュメンタリークリエイター部門」計4部門のグランプリと特別賞の総勢8人を発表した。
【写真】分かりやすい解説をありがとうございます!エキスパートの受賞者
今年で3回目となる『ベスト エキスパート 2026』授賞式は、「Yahoo!ニュース エキスパート」の世界観を体現し、気づきや思考のヒント、行動の変化を促す記事やコメント、動画等の作品を発信したエキスパートを表彰するものだ。年に一度、エキスパートが集う今年の授賞式では、「Yahoo!ニュース エキスパート」に参加する1800人の専門家・クリエイターを「オーサー部門」「コメント部門」「趣味・生活領域クリエイター部門」「ドキュメンタリークリエイター部門」の4つの部門に分け、各部門のグランプリと特別賞を表彰した。
グランプリと特別賞は、エキスパート編集部やスタッフ、選考委員により、2025年に配信された約8万7000本の記事と4万本のコメントの中から選出している。
■「ベスト エキスパート2026」受賞者
【グランプリ オーサー部門】
・受賞者:ジャーナリスト・神奈川大学特任教授 江川紹子氏
・受賞記事:宮城県知事選・ファクトチェックでデマと戦った河北新報・今こそ「まとも」な地方メディアが大事
・選考委員講評:河北新報が宮城県知事選を前にSNS上で拡散される情報のファクトチェックを実施した経緯を丁寧に報告している。ファクトチェック記事をネットで無料公開した選択を紹介する筆致には、必要であれば経営よりも公益性の確保へと舵を切る「覚悟」をマスメディアに求める筆者の思いが感じられた。デマに攻撃されつつも当選した元知事に既得権益に甘えない政治を抜かりなく求める河北の批評精神を高く評価する姿勢にも共感する。(ジャーナリスト・専修大学教授 武田徹氏)
【特別賞 オーサー部門】
・受賞者:詐欺・悪徳商法に詳しいジャーナリスト 多田文明氏
・代表記事:「99%詐欺被害の返金は難しい」の言葉を覆し、海外からお金を取り戻した女性が、1%にかけた行動とは?
・選出理由:詐欺・悪質商法の事件を取り上げた質の高い記事を年間通して多数執筆されています。特に「Yahoo!ニュース トピックス(ヤフトピ)」での採用本数が際立って多く、これは話題のニュースに対して、ユーザーの求める専門的な内容をタイムリーに発信した結果といえます。1年を通しニュースの解像度が上がる発信を継続されたことを評し選出します。
【グランプリ コメント部門】
・受賞者:同志社大学大学院グローバル・スタディーズ研究科教授 三牧聖子氏
・受賞コメント:『カメラの前で激しい口論 米ウクライナ首脳会談は物別れに 共同記者会見など行われず(TBS NEWS DIG Powered by JNN)』の記事へのコメント
・選考委員講評:政治的な対立が可視化され、不安が広がると視野は格段に狭くなります。そのような中で、三牧氏のコメントのような、専門家による的確な分析・解説、今後の見通し、そして大きな視点の枠組を迅速に受け取ることができることは、読み手にとってもっとも幸福なことであると思います。(作家 永井玲衣氏)
【特別賞 コメント部門】
・受賞者:成蹊大学法学部政治学科教授 西山隆行氏
・代表コメント『トランプ政権1週間 不法移民、多様性巻き返し…一気に断行 関税は猶予で交渉余地も(産経新聞)』
の記事へのコメント
・選出理由:アメリカ政治に関するニュースを中心に、専門的な知見に基づいた解説を継続的に発信されています。常に冷静かつフラットな視点で背景をひもとく誠実なコメントは、複雑な国際情勢を理解する上でユーザーの大きな助けとなっています。ユーザーからの「参考になった」評価の高さが示す通り、安定した質の高さやタイムリーな発信活動をたたえ特別賞に選出します。
【グランプリ 趣味・生活領域クリエイター部門】
・受賞者:日本茶インストラクター 日本茶ナビゲーター Tomoko氏
・受賞記事:抹茶の爆発的人気で日本製の「茶筅(ちゃせん)」が品薄!日本茶のプロが茶筅選びのポイントをご紹介
・選考委員講評:「Yahoo!ニュース」が森羅万象に通じていることがわかる記事。初心者向けの入門ではなく、”必要としている人に十分な情報を伝えている”ところがこの記事を強くしている。世界的な抹茶ブームからの、茶筅選びのポイント。導入からの興味を引く流れもよく吟味されている上に、「使っていると穂先が傷んで折れやすく」など使っている人しか書けないことに信頼感がわく。中国製、韓国製、日本製の価格目安、オンライン購入の際の入力キーワードをガイドするなど、最後まで見守ってくれているので安心なんです。(編集者・BRUTUS 前編集長 西田善太氏)
【特別賞 趣味・生活領域クリエイター部門 特別賞】
・受賞者:旅と食を愛する深掘りライター satochin氏
・代表記事:【週末並びレポ】資さんうどん両国店に実際行ってみた!待ち時間、受付方法、注文まで完全ガイド
・選出理由:食と旅をテーマとし、丁寧な取材と豊富な情報量で説得力ある記事を継続的に多数発信されています。ユーザーの関心を先回りした文章構成や、自身の実体験に基づく細やかな気づきを自然に盛り込むことで、記事を読むユーザーに安心感を提供しています。ユーザーフォロー数も着実に増加しており、質と頻度を兼ね備えた発信がユーザーから支持されることもうかがえ、これらの優れている点をたたえ特別賞に選出します。
【グランプリ ドキュメンタリークリエイター部門】
・受賞者:映像ディレクター 佐藤洋紀氏
・受賞作品:主食、崩壊危機。|主食「米」はどうなるの?年収9.7万の危機に“百姓一揆”と“水なき革命”で闘う2人の農家 #生活危機
・選考委員講評:持続的なコメの生産は危機的状況にある、所得補償がないと離農が増えて日本のコメ作りは壊滅的になる、という菅野さんと、徹底的な合理化による革新的なコメ作りを進める鳥取の徳本さん。対照的な二人の取材により、問題点がよくわかる。タイムリー、かつよくまとまっている作品だ。(小説家 桐野夏生氏)
【特別賞 ドキュメンタリークリエイター部門 Filmmaker of the year】
・受賞者:ドキュメンタリー映像作家 森田雄司氏
・代表作品:ふつうのしあわせ|「いっそ死んでやろうか」絶望の淵にいた両親が見つけた希望――口唇口蓋裂、地方の孤独 #病とともに
・選出理由: 森田さんはこれまでも幅広いテーマの取材に挑戦し、被写体の心の機微を丁寧にすくい上げながら、社会の輪郭を視聴者に近い距離で伝えてきました。2025年代表作の1本「ふつうのしあわせ」では、取材先との信頼関係を丁寧に築きながら柔軟に対応し、「口唇口蓋裂」と向き合う家族の日常を誠実に描き出しています。当事者だけでなく、多くの視聴者に「ふつうの幸せ」や日々の瞬間の尊さを問いかける点を評価し、特別賞に選出しました。
オリコン関連記事













