被告が無罪を主張しているのに被害者参加人の質問に答えさせるのは、黙秘権を侵害しないのか―。医療事故の刑事裁判で弁護側がこう主張し、裁判長が黙秘権を根拠に被害者参加した遺族の質問へ回答しないことを認める判断をした公判が2025年10月、東京地裁であった。被害者側が裁判に直接関わりたいとの思いから導入された被害者参加制度の趣旨には沿わない...