駒沢大4年で陸上長距離の伊藤蒼唯選手(22)=出雲工業高校出身=が17日、出雲市役所を訪れ、ラストランとなった箱根駅伝を振り返り、ゲスト出場するくにびきマラソン大会に向けた意気込みを語った。

 昨年11月の全日本大学駅伝5区で区間新をマークして2年ぶりの優勝に貢献。1月の箱根駅伝は復路最初の6区を走り、区間2位の好走で順位を一つ上げた。卒業後は実業団強豪の富士通で競技を続ける。

 箱根は往路が振るわず7位スタートとなった。学年が上がるにつれ、追う展開が多くなったとし「逃げる時に比べて追うのは心理的にきつい。希望は箱根デビューした1年時のように先頭でたすきをもらいたい」と話した。一方、学生時代に獲得した賞は追う展開が多かったとし「限界を引き出せるため、追うのは自分には合っているのかなと思う」と振り返った。

 飯塚俊之市長は「箱根は少しでもタイムを縮めようという気持ちが画面から伝わった。実業団でも引き続き応援したい」とエールを送った。

記念写真に納まる(左から)飯塚俊之市長、伊藤蒼唯選手、伊藤選手の父・桂太さん=出雲市今市町、市役所

 伊藤選手は28日、島根県立浜山公園陸上競技場(出雲市大社町北荒木)を発着するくにびきマラソン大会でハーフマラソンに出場する。同大会には小学3年から計8回出場し、21年の高校男子10キロ部門など過去3度優勝している。「駒沢大のユニホームを着て走るのは最後のレース。4年間続けてきた走りを見てもらいたい」と意気込んだ。

以下の動画では、箱根駅伝含む学生生活の振り返りや卒業後の意気込み、地元への思いなどを語ったインタビューと、表敬訪問の様子を紹介しています。(全編13分)...