島根県邑南町淀原の瑞穂中学校で17日、県産ヒノキを使った卒業製作があり、生徒が温かみのある2人掛けの木製ベンチ6台を完成させた。
卒業製作は江の川流域で森林保全に取り組む市民団体「樹冠ネットワーク」と同校が毎年取り組む。3年生26人が6班に分かれ、同団体メンバーの指導を受け作業した。
生徒は木材が直角になるよう注意しながら、金づちとくぎを使って、組み合わせた。うまくくぎを打ち込めず苦戦する生徒には、メンバーが「金づちをしっかり振り上げてたたいて」と助言した。力強くくぎを打ち込むと、生徒から歓声が上がった。
完成したベンチは幅90センチ、奥行き43センチ、高さ40センチ。同校と、道の駅邑南の里に寄贈する。道の駅でバスを待つ際にベンチを使うという日高楓菜(ふうな)さん(15)は「板同士がずれないようにバランスを整えるのが難しかった。後輩や住民にたくさん座ってもらえればうれしい」と笑った。
(吉野仁士)













