テレビアニメ『葬送のフリーレン』第2期(毎週金曜 後11:00)が現在放送中。旅の必需品トークで笑いがこぼれる和やかな空気の中、フリーレン役の種崎敦美(※崎=たつさき)、フェルン役の市ノ瀬加那、シュタルク役の小林千晃が作品への思いを語った。新パーティー3人の関係性がより濃く描かれる第2期。旅のテーマの深化やキャラクターの魅力について、率直な言葉で明かしてもらった。
【画像】変化したのは関係性だけじゃない…『葬送のフリーレン』第2期場面カット
■変わらないテーマ、深まる想い―第2期で見えたもの
――第2期を迎えて、第1期から作品のテーマやメッセージの変化を感じることはありますか?
小林:テーマは基本的には一貫して、フリーレンたちの旅の物語から3人にフォーカスされての旅路。ゆっくりとした温度感でというのはあるけど、フリーレンが人間というものを知りながら、それぞれの人生を見ていくという大きなところでは変わってない気がします。
種崎:思いの変化はあって、第1期で「フォル爺の記憶も、私が未来に連れて行ってあげるからね」っていうセリフがあって、言葉としてはわかるけど、そこに込められた意味をたぶん、今思えば明確には分かってなかったんです。でも、第2期に入ってこういうことなのかも…というのが少しずつ自分の中におちてきた気がして。
第1期の頃は寝ても覚めてもフリーレン自身のことばかり考え続けてしまう日々で。ヒンメルたちといた10年間は人間のことを知ろうという意識もなく冒険をしていたけど、今この2人(フェルン、シュタルク)とはもっと人間のことを知ろうという旅の中で一緒にいる。知ろうと思って一緒にいて、濃厚な時間を過ごして、でもいつかはいなくなる。2人がいなくなった後のフリーレンのことを想像しては夜中1人で泣いてしまうみたいな感じで…。
でも第2期で2人とのより濃厚な時間が描かれてそれを演じたことによって…、自分の中にはヒンメルたちがいて、2人もいて、2人の中にはハイターとアイゼン、そしてフリーレンもいて、というのが改めて分かって。そうやって繋がっていくならいいのか、「自分の中にあるもの」は自分がどこへでもどこまでも連れて行けるのか…みたいな。そういう変化はあったかなと思います。それはもちろん第1期の時から描かれていたはずなので、第2期になって自分の感じ方が変わってきたんだなと。
市ノ瀬:3人の時間にフォーカスが当たって、きれいな景色を見て「きれいだね」とかそういう時間がより増えたなと感じていて。日常の小さな幸せとかをお互いが共有して、その感情を味わって、ゆったりとした温かい時間をより味わえるのが第2期なのかなと感じました。
■強くて、やさしくて、そしてかわいい…魅力あふれる新パーティー
――それぞれのキャラクターの魅力を教えてください。
小林:シュタルクは相変わらず戦うことからはなるべく逃げたいし、極力参加したくないけど、それでも毎日毎日鍛え続けているのは、フェルンとフリーレンの最前線で味方のために戦うという意志の強さだとも思うんです。僕たち普通に生きている人間もそうですけど、やりたくない仕事とか、行きたくないなとかあっても、誰かのためとか、作品のためとか、自分以外のために立ち上がれる人ってやっぱり魅力的だし、共感できる。シュタルクもそういうすごく人間くさいところが魅力かなと思いますね。
市ノ瀬:フェルンは、お母さんっぽい一面もあって、この3人の中だとしっかりしなきゃっていう立ち位置ではあるんですけど、女の子らしい部分もあって、どこかにいそうだなというのが良さでもあります。感情のままに怒ったりとか、シュタルクに対してちょっときつく言っちゃったりとか、気まずくなっちゃったりとか、そういう日々を過ごしていく中で、自分の感情をあまり隠さずに出していく塩梅が演じていてもすごく楽しかったです。フェルンの幼い頃から演じているので、いろんな成長を通して、フェルンへの愛情が旅をして強くなっていって。魅力はめちゃめちゃいっぱいあるんですけど、ありのままのフェルンでいてくれることが一番の魅力だなと思います。
種崎:フリーレンは1000年以上も生きてるものすごい魔法使いなのにめちゃくちゃ普通なところがいいなぁってずっと思っています。あと白くてあったかい“毛布みたいな人”だなぁって。温かい大地のような優しさもあるし、強いしカッコいいし魅力しかないから、魅力を語るのが難しいです。
小林:第2期はフリーレンが余計なものを買っている描写がたくさんありますよね。
市ノ瀬:確かにいっぱい注意した気がします。
種崎:そうなんです。余計なものを買ってもちゃんと怒ってくれるし、呆れてくれるから。
小林:本当に家族に見える瞬間があって。しかもフリーレンが子供で、お母さん(フェルン)が怒るから、シュタルクは怒るまでもない。どうせ怒られるだろうなとか、怒られた後なんだろうなって思う。
種崎:シュタルクはただただ見守ってくれる。
小林:1000年以上生きているのに、その隙があるっていうのが、かわいい。第2期を観ていて、そう思う瞬間がすごく多いです。
種崎:出た!かわいい!そうなんです、ありがとうございます!本当は“魅力はかわいいところ”って言いたいんです。(岡本)信彦さんにも相談したんですよ。「私はフリーレンを“本当にかわいい人だな”って思っているんですけど、“かわいい”って表現する人あんまりいないし自分の思い込みなんですかね…?」みたいに。もう“かわいい”って言っていいですかね?私は心の底からかわいいと思っています!
小林:言いましょう!
種崎:フリーレンの魅力はかわいいところです!
小林:旅を見ていくからこそ見えてくるというか。そのシーンだけ急に切り取られても多分、いまいちわからない気がしますね。
種崎:ありがとう…!ずっと言いたかった…!
小林:ずっと“かわいい”が溜まっていたんですね(笑)。
【BONUS TRACK】キャラクターから素顔へ―それぞれの旅支度
――本作では第1期から“旅”が描かれてきました。ここでキャラクターではなく、ご自身について伺います。旅の必需品を3つだけ選んでいただくとしたら、どんなものを選びますか?
小林:スマホは殿堂入りにした方がいいんじゃないですか?スマホ入れちゃったらみんなスマホになっちゃう。
市ノ瀬:時期にもよるかもですね。
小林:僕はまず1つは絶対あって、エアリズムの上下。インナーとして着ている上のやつとステテコ。部屋着というか。ホテルとか旅館で用意されている館内着とかパジャマもありますけど、身にまとって寝るのが苦手なので、極論本当は何も着たくないんです。でもそれだと風邪ひいちゃったりとか、衛生的にも悪いので、一応エアリズムの上下セットを着ています。
種崎:上下でもう2個!
(一同爆笑)
小林:その数え方なんですか?厳しいのかラクしてるのかわかんないですけど(笑)。じゃああと1個、何を持っていってるだろうな…。女性陣はお気に入りの化粧水とか、パックとか、シャンプーとかないんですか?
種崎:それ言い出したらいっぱいで3つに収まりきらないです。
小林:でもその中でも厳選してシャンプーだけはとか、リップだけはとか、そういうのあるんじゃないですか?他のは変わっても大丈夫だけど、でも「これだけは!」っていう。
市ノ瀬:そう考えると、私はリップは絶対持っていきたいです。乾燥で、潤いないと。常に塗り続けないと気になっちゃいます。
小林:メイクが、とかじゃなくても、乾いてるっていうのは気になっちゃうってことですよね。
市ノ瀬:そうそう。
小林:もう1個ありました。炭酸水。寝ていても、途中で喉乾いたなとか、トイレで目覚めたときに、口が渇いているんで飲むじゃないですか。僕そのときに水とかお茶を飲むと、ムカつくというか、なんか染み込まないなみたいな感じがあるんですけど、炭酸水を“クッ”て飲むと喉が“スカッ”てするんです。“スンッ”て寝られるんですよ。
種崎:へー!
小林:だから炭酸水とエアリズム上下。市ノ瀬さんはリップしか決まってない。種崎さんはまだ3つ空きがあります。ヘアアイロンとか使わないんですか?
種崎:それは水で最悪なんとか…。あ、そうだ絶対!歯ブラシ、軟水の水、下着!
市ノ瀬:軟水の水?
種崎:そう、硬水飲めないから…。
市ノ瀬:私は枕です。海外に行くときは諦めますけど、枕が変わると全然寝付けなくて。ストレートネック防止の枕をいつも使っています。1泊とか2泊なら(愛用の枕がなくても)ギリいけるかなって感じです。あと1つは、日焼け止めですかね。私は塗らないとすぐ黒くなっちゃう。赤くなるだけならまだいいんですけど、すぐ吸収されちゃうんです。だから日焼け止めかなって思います。
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