バスの路線廃止や減便が止まらない。近年の運転手不足も相まって、長らく「地域の足」として親しまれてきたバスが姿を消しつつある。移動のための公共インフラが揺らいでいる状況だ。背景にあるのは乗客の急激な減少だ。一般的には路線バスとも呼ばれる乗り合いバスについて、共同通信が47都道府県ごとの乗客数を30年間で比較すると、28道県で50%以上減っていた。働く人たちは「苦しさを分かってほしい」と訴える。(共同通信=船木敬太)

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 ▽カスタマーハラスメントに泣き寝入り

 「利用客に厳しく言えず、カスタマーハラスメントに泣き寝入りする...