路線バスとも呼ばれる47都道府県の乗り合いバスの乗客数を30年間で比較すると、28道県で50%以上減ったことが11日、共同通信の分析で分かった。最も減少率が大きかった秋田は4分の1となった。年間乗客数は全国で約58億人から約38億人に落ち込み、33・9%減。経営難に拍車がかかり、運転手不足も相まって、深刻さは増している。移動のための公共インフラの衰退は、高齢者ら交通弱者の外出機会を奪うなど悪影響を及ぼしかねない。

 ビジュアルニュース】揺らぐインフラ〈バス編〉

 専門家は「事業者任せにしてはいけない。危機的な状況だ」と警鐘を鳴らし、地域社会が路線維持に本腰を入れる必要性を指摘する。

 全国の人口規模がほぼ同じ1995年度と2024年度で...