鎖国を解き、近代国家を目指した日本が直面したのは、海外から持ち込まれるコレラなどの疫病対策だった。松江も例外でなく、対策のカギを握る清潔な水の確保も、汽水である宍道湖を水源とするのはどうにも具合が悪かった。水に関しては不遇の地で汗を流したのは、松江を愛した文豪・ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)と同じお雇い外国人...